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第6回岩手県病院総合学会   
第49回岩手県立病院医学会総会
総合学会長・医学会総会長  
望  月    泉   
(岩手県立中央病院長)



 平成29年9月2日(土)、盛岡市で第6回岩手県立病院総合学会を開催させていただきます。東北地方に甚大な被害をもたらした「東日本大震災津波」から、6年5か月が経過しました。津波で機能を失った県立大槌病院、県立山田病院は完全に復興し、また県立高田病院は来年3月には新病院が建築され、被災地での医療復興は目覚ましいものがあります。
 さて第6回となる本学会は、メインテーマを「地域になくてはならない病院~人を育て、医療の質・経営の質を高める~」としました。地域に必要とされる病院、地域になくてはならない病院とは住民目線では、いつでも診てもらう(24時間救急対応)ことができ、かつ治りが良く、親切であたたかい病院のことを言うのかもしれません。医療の質と経営の質、ともに高めることが必要条件になると思います。同時に患者に寄り添える真の医療人を如何に育成するか多角的に検討する必要があります。医療機能を組織横断的に支えるスタッフを計画的に育成することが重要であり、また医師確保を大学医局など専ら外部に依存するのではなく、新専門医制度を見据え、県立病院群で質の高い医師を育て、県立病院に定着していく仕組みを構築することが大事だと思います。
 総合学会には県立病院全職種が集います。特別講演は公益社団法人全国自治体病院協議会長 邊見公雄先生から「生命(いのち)輝かそう岩手県立病院」をお話しいただきます。邊見先生のご講演は厳しい言葉の中にもユーモアがあり、総合学会にふさわしく、岩手県立病院全体が元気をいただけるのではと思います。パネルディスカッションはテーマ「多職種協働による人材育成と病院の質向上 ~各職域からの提案と実践~ 」をテーマに医学会、事務局長会、看護研究学会、薬剤師会、リハビリテーション療法士会の各部門代表5名の演者から講演をいただき、その後熱心な討論を期待します。発表5部門以外の職種の方も是非会場からご発言をいただき、パネルディスカッションの成果を出したいと思います。総合学会長講演は「県立病院とともに30年」を予定しています。午後2時からは各部門に分かれて、一般演題あるいは講演会形式でそれぞれの部門別に開催します。学会終了後は県立病院職員相互の親睦を図るために全体懇親会が開催されます。多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。